研究課題
若手研究
本研究は歯科医師に求められる治療技術に対する従来にはない効果的な技能教育手法として、身体感覚を客観的指標で表し、ICT技術を用いてフィードバックを行う方法を開発することを目的とする。歯科医師、歯学部学生を対象として、圧力センサを用いて治療処置時の患部や手指の圧力を測定し、1) 治療の成否に影響する力と2) 動作の巧緻性に影響する力の2つの観点から考察を加える。このような力は器具のハンドリングや手指の操作に影響し、かつ視覚化、言語化が難しいため、この結果をAR技術に応用することで新しい歯科技能教育方法の開発を行う。