研究課題
若手研究
人生の最終段階に向かう高齢者における歯科医療の指針は、未だ不鮮明である。適切な歯科治療を推進するためにも、ステージに応じた治療の対応の必要性、治療効果を発信していく必要がある。申請者らは、その手法としてDental R-mapを試作し、活用してきたが、系統的に行うに至っていない。本研究では、地域医療を担う歯科医師から協力を得て、Dental R-mapの信頼性、妥当性を検証することを目的とする。Dental R-mapを臨床で普遍的なツールにすることができれば、人生の最終段階における歯科医療の推進、エビデンス構築にも寄与することが期待される。