研究課題
若手研究
組織における「パーパス(社会的存在意義)」は、社会への価値的コミットメントを内包し、個々の仕事に深い意味を与える重要な基盤とされている。本研究は、看護職が仕事を通じて組織のパーパスとの結びつきを実感できる、パーパス主導型組織の構築をめざすものである。全国の病院を対象に、理念や基本方針がパーパスとしてどのように機能しているかを分析し、看護職員への伝達と受容の実態を明らかにする。さらに、パーパスを効果的に伝える看護管理者向け教育プログラムを開発・検証し、日常の実践を通じてパーパスを意識づけ、体現するリーダーシップの育成と組織づくりに貢献する。