研究課題
若手研究
将来の予測が困難な時代に,質の高い看護を提供する看護師がより長く健康的に働き続けるためには,自分のキャリアを主体的に切り開く力であるキャリア・コンピテンシーを有することが鍵となる.キャリア・コンピテンシーは,看護師の仕事の動機づけと関連することが明らかになっているが,看護実践能力との関連の解明に課題が残る.本研究は,キャリア・コンピテンシーが看護師の職業キャリアと人生キャリアの双方を高め続けるかという問いを,キャリア・コンピテンシーと看護実践能力,パフォーマンス,ワーク・ライフ・バランスとの間の双方向の因果関係を縦断的調査によって解明することを目的とする.