研究課題
若手研究
わが国の出生前検査の受検者数は増加傾向にあるが、出生前検査受検前後の情報提供やカウンセリングの実施のみで、育児期までに及ぶ支援が十分になされていない。そこで本研究では、「出生前検査の受検は、その後の子育てに影響を及ぼす。」という仮説をたて、出生前検査を受検した家族が、不適切な養育に陥いることなく子育てを行うために必要な支援を明らかにする。支援においては、検査に直接関わる専門医や遺伝カウンセラーだけでなく、地域で活動する保健師や助産師との連携も試みる。これらの結果から、家族がポジティブに子育てに向き合うための受検家族への支援モデルを構築することを目指す。