研究課題
若手研究
本研究は,1型糖尿病をもつ幼児期・学童期の子どもが通園・通学する保育園・幼稚園・小学校における血糖測定やインスリン投与などの管理体制の実態と支援上の課題を明らかにし,教育機関における支援モデルの構築を目指すものである。年齢的に自己管理能力が未発達な子どもにとって,園や学校での適切な支援は欠かせないが,看護師の配置や教職員の理解など支援体制には大きなばらつきがある。そこで本研究では,保護者,教育関係者,医療従事者を対象に質的・量的調査を段階的に行い,医療・教育機関の連携を視野に入れた実効性ある支援体制の構築に向けた提言を行う。