VR空間で計測可能な上肢運動失調評価システムの開発と臨床での検証

• 研究課題/領域番号: 25K20868
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分59010:リハビリテーション科学関連
• 研究機関: 群馬大学
• 研究代表者: 佐藤 正行 群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (50974630)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2028年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: cerebellar ataxia / virtual reality / upper limb assessment / quantitative evaluation / motor adaptation

研究開始時の研究の概要

脊髄小脳変性症などに起因する運動失調評価としてSARA等が用いられているが、半定量的な評価手法であり、客観的・定量的な評価が困難であり、簡便かつ確立した方法は未だ乏しい。
本研究では、仮想現実(Virtual Reality: VR）デバイスを用いて、上肢の運動失調の重症度を定量的に計測し、ベッドサイドでも簡便に評価可能なシステムを、理工学部との技術連携で検証することを目的とする。具体的には、VR空間上で鼻-指試験を行い、上肢の運動の円滑さを評価し、健常人との比較検証でVRデバイスによる定量的評価の有用性を示す。また運動失調に特異的に障害されやすい計測項目を明らかにする。