研究課題
若手研究
高齢者総合機能評価 (CGA: Comprehensive Geriatric Assessment)による多面的評価に基づくFrailtyは高齢がん患者の治療の忍容性の指標として使用されている。最近、サルコペニアもがんの治療の忍容性に影響することが報告されているが、これまでのCGAを用いたFrailty評価にはサルコペニアの有無は考慮されていない。本研究では、CGAに基づくFrailtyに加えてサルコペニアを考慮してがん治療方針を決定することの臨床的意義の解明とFrailtyやサルコペニアを有する高齢がん患者に実施可能性が高く有用な介入方法の開発を目指す。