研究課題
若手研究
我々は、摂食嚥下障害患者を在宅で介護する、家族介護者の介護負担と精神的健康との関連に注目し、研究に取り組んできた (課題番号22K17627)。当該研究では介護者の介護負担と精神的健康が関連することが明らかとなった。今回の研究課題の学術的「問い」は、「家族介護者の精神的健康は在宅介護の持続性に関与するか」だ。関与すればどんな支援が家族介護者の精神的健康の維持に必要なのか。本研究の目的は「家族介護者の精神的健康と在宅介護の持続性の関係」を明らかにすること、摂食嚥下障害患者の在宅介護を中断する理由を明らかにすることである。これらを明らかにし、持続可能な摂食嚥下障害患者介護のための方略を検討する。