研究課題
若手研究
身体運動が認知機能向上にもたらす効果をより多くの人が享受するために、運動意欲を掻き立て、かつ認知機能向上効果を短時間で得られる運動プログラムの開発が求められている。先行研究から、グルーヴ感(“聴くと身体を動かしたくなる快感情”)のある音楽リズム(グルーヴリズム)による運動効果促進は、音楽リズムと身体の同調により左右させる可能性が明らかとなった。本研究は、音楽リズムと身体の同調や没入感を促進しうる“身体動作による演奏”(自由なタッピング+身体動作に合わせた音のフィードバック)に着目し、“身体動作による演奏”要素が、グルーヴリズムに合わせた運動による認知機能促進にもたらす効果を明らかにする。