研究課題
若手研究
卓球のような高速のボールを連続的に打ち合う球技スポーツでは、超短時間でのボールの検出・視覚情報の取得・脳情報処理・運動の出力がなされている。ボールの検出には、”コントラスト感度(視覚刺激検出能)”という明暗のわずかな差から物体を検出する機能が重要である。スポーツにおいても感度を高める介入により、高精度な視線の動き・視覚情報の取得ができ、運動パフォーマンスの向上につながることが期待されるが、視覚運動における感度と眼球・身体運動の関係や機能的役割は不明である。そこで本研究は、連続視覚運動におけるコントラスト感度と眼球・身体運動の関係と神経科学的知見に基づく感度向上法の開発を行うことを目的とする。