研究課題
若手研究
これまで、一過性の運動後には消化吸収機能が低下することやそのことが慢性疲労症候群と関連することが報告されている。したがって、日々高強度のトレーニングを実施し、疲労の蓄積やコンディションの変化を常に伴うアスリートにおいて、持続的な消化吸収機能の抑制が起こり、外因性の栄養を効率的に摂取できていないことが考えられる。そこで、本研究では研究課題を4つ設け、アスリートにおける運動に伴う疲労と消化吸収機能との関連性を明らかにする。本研究はこれまでの研究では着目されてこなかった新たな視点から運動に伴う消化吸収機能を捉えており、科学的根拠に基づいた新たなスポーツ栄養戦略を提供できることが期待される。