研究課題
若手研究
リバウンドジャンプ指数と関節力学量といった客観的指標による下肢筋力パワー発揮能力の評価法が開発された。これに対して本研究は、身体感覚などの主観的評価観点を加えた評価法の開発を目的とした。5種目のスポーツ選手を対象にリバウンドジャンプを実施し、入手した客観的指標と内省や具体的な身体感覚からリバウンドジャンプの身体感覚を究明する。また、縦断的にリバウンドジャンプを実施し客観的指数の変化に対する身体感覚の変化の特徴を明らかにする。さらに、トレーニングの中に新しい評価法を導入し、実際の運用手順や留意点をガイドブックにまとめる。本研究によって物理的な身体と感覚的な身体を結び付けた評価法を提示できる。