研究課題
若手研究
うつ病などの精神疾患は完全治癒が難しいことから、発症を予防することが現代社会のニーズの一つとされている。心理社会的ストレスは精神疾患発症のリスクファクターにもなる重大なストレスであり、心理社会的ストレス曝露前の魚油の摂取がストレス誘発性の行動異常の発症を予防する可能性がある。本研究は、生体内脂質環境に着目し、魚油の摂取が社会敗北性ストレス曝露によるダメージの軽減に与える影響の解明に挑む。また、経日的なストレス曝露による脳内変化の推移についても検討を行う。