研究課題
若手研究
糖尿病は認知症の発症リスクを約2倍にする。現在、最も広く使用されている血糖指標であるHbA1cを基準として、厳格に血糖コントロールを行っても、認知機能低下を抑制することはできないとされている。本研究は、高齢の2型糖尿病患者を対象として、24か月間の前向き観察研究を行い、持続血統モニタリングを用いて評価した血糖異常に関連する食生活習慣要因を明らかにする。また、食生活習慣要因が血糖異常を介して認知機能低下、脳小血管病変に及ぼす影響を明らかにする。