研究課題
若手研究
非凸最適化問題に対して,ブレグマン距離に基づく汎用的・実用的な一次法を開発する.ブレグマン距離に基づく一次法は従来に比べ,幅広い最適化問題に適用できる.一方で,その一反復の計算コストが必ずしも小さいとは限らない.特に,制約付き最適化問題に対しては,多くの場合,一反復の計算コストは大きい.本研究では一反復の計算を工夫した汎用的・実用的な一次法を開発する.具体的には,近似や非厳密性を考慮して一反復の計算を工夫した手法,制約付き最適化問題に対するブレグマン距離に基づくフランク・ウルフ法を開発する.また,最適化手法による信号処理問題を解決する.