研究課題
若手研究
本研究では研究期間全体を前半と後半に二分する.前半期間では汎用的に利用可能なロックフリーB+木を開発し,更新操作の並列化が適切に動作すること,および更新重視のワークロードにおける性能改善が達成可能であることをそれぞれ明らかにする.後半期間では,開発したロックフリーB+木をバイナリ比較可能な検索キーに対して最適化し,本研究の拡張性の有無を明らかにする.具体的には,B+木とトライ木(trie)の構造とを組み合わせ,検索キーを接頭辞から分割し階層的に管理する索引構造を開発する.