研究課題
若手研究
本研究では、人間が行う手作業をロボットアームで代替するために、身体座標系で取得したセンサデータに基づく動作の解析と予測技術を確立する。日常動作や工場で自動化されていない手作業には、事前に作業手順が明確に決められていない非手続き型動作がある。そこで、ウェアラブルセンサを用いて動作中の全身や手の姿勢計測、手元や頭部の映像を取得してデータセットを構築する。データセットを用いて動作の分節化と予測を行う機械学習モデルを構築することで、人間の動作データからロボットアームによる作業代替のための動作計画を行う手法を確立する。本研究はデータ駆動型の動作解析とロボットの動作計画の技術に貢献する。