研究課題
若手研究
人間が五感で受け取る情報の処理を行う際の認知特性は多様であり、個々人の認知特性に応じた得意領域からの情報を用いた学習が効果的であることが知られている。従来の調理技術習得支援は、料理教室やレシピ本、調理動画などが主流であり、体感覚優位型や三次元の視覚優位型の認知特性を有する人にとっては、理解しやすい学習方法が十分とはいえない。本研究では多様な認知特性に対応するために、メタバース空間を活用し、VRグローブによる運動や感覚の伝達などを用いた調理技能継承システムを構築する。開発したシステムを用いて、アバターやAIエージェントによる調理技術習得支援を目指す。