研究課題
若手研究
本研究は、国際的な社会問題である自然環境や生物多様性の保全について、生息する生物に心を感じること(心の知覚)でその生物および生息環境への保護意識が向上しうるかを明らかにする。具体的には「人がある生物に対して表情を見出すことでその生物への心の知覚が強まるか」、「表情を通した心の知覚はその生物に対する社会的判断や向社会的行動を促進するか」そして「心の知覚のプロセスの違いによって、心の知覚が野生生物およびその生息環境の保護意識に与える影響は変わるのか」という問いを検討する、3つの研究を行う。