研究課題
若手研究
1970年代以降、日本製生地は湾岸アラブ諸国の男性衣装「サウブ」に用いられる高級素材としての地位を確立し、現在では主要な供給国の一つである。本研究は、日本と湾岸諸国における生産者・販売者・消費者への聞き取りを通じて、日本製生地の文化的・社会的役割を明らかにし、日・湾岸間の服飾文化と経済関係に新たな視座を提供することを目的とする。