研究課題
若手研究
本研究では、個人の出産観や家族観に着目し、アフリカで同時に進行する人口爆発と少子高齢化のメカニズムを実証的に解明し、人口抑制政策のはらむ矛盾を検討するとともに、喫緊の課題であるリプロダクティブライツの確立に必要な支援を探究していく。具体的には、「アフリカにおける人口爆発と少子高齢化」「人口動態の地域差」「家族計画プログラムの実態と地域住民の捉え方」「理想とされるリプロダクティブライツのあり方」の4点を検証し、ミクロな視点から国全体・地域社会において人口爆発と少子高齢化が何をもたらすのか、どのような地域社会の文脈に沿った社会的対応がありうるのかを提示していく。