研究課題/領域番号 |
25K21503
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分80040:量子ビーム科学関連
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
橋本 由介 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (60872877)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2026年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2025年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 二次元電子エネルギー分析器 / 光電子ホログラフィー / 原子配列計測 |
研究開始時の研究の概要 |
ドーパント元素や界面原子配列を元素選択的かつ非破壊で可視化できる実験手法である光電子ホログラフィーは、SPring-8のBL25SU軟X線ビームラインにある阻止電場型エネルギー分析器によって実施されており、1nm未満の深さに感度を持つ表面観測が可能である。しかし、バルク領域の構造情報や深い内殻軌道を起点とした電子状態の観測には限界があった。本研究では、より高エネルギー領域であるBL27SUビームラインのテンダーX線を用いた光電子ホログラフィー装置の開発を行う。これにより観測深度が従来の数倍に達し、多層膜界面やバルク中のドーパント、さらには生体材料中の局所構造を高精度で観測することが可能になる。
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