研究課題
若手研究
本研究は、デザイン経験のない患者の要求を取り入れるデザインプロセスを通じ、医療製品開発におけるデジタルファブリケーションの可能性を探求する。患者を含む共創型デザインプロセスとデジタルファブリケーションの活用が、患者の生活の質(QOL)に与える影響を検証する。医療器具の開発を通じ、共創型デザイン方法論の体系化を目指す。具体的には、実践的な医工連携に基づく医療器具のデザイン開発事例を通じ、共創型デザインプロセスの有用性を検証する。これにより学術的な医療器具開発における新たなデザインプロセスのモデル化に加え、実践的応用の可能性を示唆し、本製品デザインによる社会的インパクトを与えることを目指す。