研究課題/領域番号 |
25K21562
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90110:生体医工学関連
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
齋藤 文 埼玉医科大学, 保健医療学部, 助教 (00837510)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 流体シミュレーション / 人工透析 / シャント血管 / バスキュラーアクセス / 血管寿命 |
研究開始時の研究の概要 |
国内に30万人以上いる血液透析患者の多くは、血液を体外へ取り出し再び体内へ戻す際の血流路確保のため、手術により動脈と静脈をつなぎ、透析に必要な血液量を確保している。この形成された血管は劣化するものであり、70%近くの患者が透析開始後5年後には再手術となる。劣化、つまり血管の狭窄や閉塞の主要因は特定されておらず,透析用血管内部現象の解明は進んでいない。 この理由として、(1)血液透析は主に国内で多く欧米では臓器移植までのつなぎの治療であること、(2)医療現場では物理的見地からの考察が多くなかったことが考えられる。本研究では数値流体力学を活用し、透析用血管寿命に最も影響する因子を特定する。
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