ラテン文学における反英雄叙事詩―小叙事詩に着目して―

• 研究課題/領域番号: 25KJ1483
• 研究種目: 特別研究員奨励費
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 国内
• 審査区分: 小区分02040:ヨーロッパ文学関連
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 小林 新知 京都大学, 文学研究科, 特別研究員(DC1)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円); 2027年度: 400千円 (直接経費: 400千円); 2026年度: 800千円 (直接経費: 800千円); 2025年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)

研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、ラテン文学の小叙事詩においてヘレニズム文学から受け継がれた反英雄叙事詩的性格がどのように継承され、あるいは変容していったのかを明らかにすることである。そのなかで反英雄叙事詩的性格が最も顕著な形で現れると考えられる人物造形および英雄叙事詩のモチーフに着目し、分析する。また、個々の作品解釈を越えて上記の内容を小叙事詩全体の文脈に位置付けるため、先行する文学作品との比較検討を行う。