研究課題/領域番号 |
26220703
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
大橋 隆哉 首都大学東京, 理学研究科, 特任教授 (70183027)
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研究分担者 |
山崎 典子 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 教授 (20254146)
三石 郁之 名古屋大学, 理学研究科, 講師 (90725863)
田原 譲 名古屋大学, 理学研究科, 名誉教授 (10135296)
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研究期間 (年度) |
2014-05-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
206,050千円 (直接経費: 158,500千円、間接経費: 47,550千円)
2018年度: 41,210千円 (直接経費: 31,700千円、間接経費: 9,510千円)
2017年度: 41,210千円 (直接経費: 31,700千円、間接経費: 9,510千円)
2016年度: 41,210千円 (直接経費: 31,700千円、間接経費: 9,510千円)
2015年度: 41,210千円 (直接経費: 31,700千円、間接経費: 9,510千円)
2014年度: 41,210千円 (直接経費: 31,700千円、間接経費: 9,510千円)
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キーワード | 銀河間物質 / 銀河団 / X線分光 / マイクロカロリメータ / X線望遠鏡 / 宇宙物理 / X線天文学 / 人工衛星 / 超伝導材料・素子 / ダークバリオン / 宇宙の大規模構造 / 科学衛星 / X線天文学 / 超伝導材料•素子 / 超伝導材料•素子 |
研究成果の概要 |
宇宙の大規模構造に沿って広がると考えられる未検出物質、ダークバリオンの直接観測を行うX線天文衛星の実現を目指した技術開発を進めた。世界初のマイクロカロリメータを搭載した衛星ASTRO-Hにより、ペルセウス座銀河団の高温ガスの乱流をはじめて検出するなどの成果を得た。さらに将来の衛星に向けて、TESカロリメータの高い集積度を可能にする製作技術に目処をつけたほか、オランダSRONのTESアレイと組み合わせることで、GHz帯での40画素同時多重化読み出しによりエネルギー分解能3.3 eVを得た。軽量のX線望遠鏡の開発では、要素素子についてサブナノの表面粗さと15秒角程度の角度分解能の成果を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義としては、高精度のX線分光の技術的基盤を確立することに貢献したことが挙げられる。宇宙ではASTRO-H衛星の成果を得たが、原子核物理 (K中間子原子の測定)、惑星科学 (小惑星サンプルのX線分析) などへの応用実験も広がりつつあり、本研究の波及効果は大きい。社会的意義としてはこの技術が広く実用化された時に、高精度のX線分析などをもとに産業応用を広げていくことが期待される。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
B
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評価記号 |
評価結果 (区分)
C: 当初目標より研究が遅れ、研究成果が見込まれないため、研究経費の減額又は研究の中止が適当である
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