研究課題/領域番号 |
26240007
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
鵜林 尚靖 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (80372762)
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研究分担者 |
亀井 靖高 九州大学, システム情報科学研究院, 准教授 (10610222)
福田 晃 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (80165282)
久住 憲嗣 九州大学, システムLSI研究センター, 准教授 (10380685)
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研究協力者 |
岸 知二
松浦 佐江子
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
42,120千円 (直接経費: 32,400千円、間接経費: 9,720千円)
2017年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2016年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2015年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2014年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
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キーワード | ソフトウェア開発効率化・ 安定化 / モデル駆動開発 / 不確かさ / インタフェース機構 / ソフトウエア開発効率化・安定化 / ソフトウェア開発効率化・安定化 / ソフトウエア開発効率化・ 安定化 |
研究成果の概要 |
本研究は「不確かさ」を包容する新たなソフトウェア工学の確立を狙って実施した.プログラミング言語理論や形式手法の中で「不確かさ」を扱えるようにすることにより,不確かさを含んだ設計モデルの整合性検証,設計モデルとコードのトレーサビリティ検証,設計モデルやコードからの「不確かさ」の着脱などが可能となった .具体的には,インタフェース機構Archface-Uを提案し,不確かさが存在しても設計・実装が継続できるモデル駆動開発機構を提供することができた.また,「不確かさを包容するソフトウェア開発環境 iArch-U」をオープンソースソフトウェアとしてGitHubより公開した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
昨今のシステム開発では「不確かさ」が生まれやすくなっている.20世紀型のシステム開発は効率化(企業における定型業務の機械化など)が主目的であったが,昨今のシステムはインターネットを通じた価値創造を形成する方向に発展しており,システムの利用が新たなニーズを生む.システムに対する要求仕様や設計方針をある時点で決定したとしても,すぐにその前提が成り立たなくなる.従来のソフトウェア工学では,「不確かさ」に対するサポートはリスク管理などの方法論に留まっており,設計や実装・テスト技術の中では明示的に扱われて来なかった.本研究は「不確かさ」を包容する新たなソフトウェア工学の確立を狙ったものである.
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