研究課題/領域番号 |
26240023
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知覚情報処理
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
延原 章平 京都大学, 情報学研究科, 講師 (00423020)
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研究分担者 |
川嶋 宏彰 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (40346101)
波部 斉 近畿大学, 理工学部, 准教授 (80346072)
松山 隆司 京都大学, 情報学研究科, 教授 (10109035)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
42,900千円 (直接経費: 33,000千円、間接経費: 9,900千円)
2018年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2017年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2016年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2015年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2014年度: 15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
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キーワード | カメラキャリブレーション / 3次元形状・運動計測 / 水中環境 / 反射屈折光学系 / コンピュータビジョン / 光線空間 / 3次元形状・運動復元 |
研究成果の概要 |
本研究は水中環境における多視点カメラ・プロジェクタ群を用いた3次元形状・運動計測を目的として,屈折を伴う撮像課程のモデル化,効率的な投影計算アルゴリズムの考案,微小物体を対象とした新たな光学系の設計,およびこれらの周辺技術としての水中物体の検出,追跡技術に取り組んだものであり,特に球面レンズと複合鏡を組み合わせた反射屈折光学系によって微小物体の多視点撮影および3次元形状計測が可能であることを実証した点に新規性・独創性を有する.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コンピュータビジョン分野では画像を入力とした3次元形状・運動計測が広く研究されてきたが,それらの多くは屈折のない通常環境における撮像を想定しており,学術的・産業的応用が多く存在するにもかかわらず,水中環境にそのまま適用することはできなかった.本研究では特に屈折のモデル化について検討を行い,水中から撮像面への順投影計算を簡潔に記述することができる新たなカメラモデルを考案して3次元形状計測を実現するとともに,これを微小物体環境へと適用できるように新たな反射屈折光学系とその投影モデルを考案した点に学術的意義が存在する.
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