研究課題/領域番号 |
26240033
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
溝口 理一郎 北陸先端科学技術大学院大学, サービスサイエンス研究センター, 特任教授 (20116106)
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研究分担者 |
来村 徳信 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (20252710)
古崎 晃司 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (00362624)
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研究協力者 |
荒尾 晴惠
師岡 友紀
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
40,300千円 (直接経費: 31,000千円、間接経費: 9,300千円)
2018年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2017年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
2016年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2015年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2014年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | マニュアルの構造化 / 行為分解木 / ゴール階層 / インデキシング / 看護マニュアル / 構造化マニュアル / 実装と評価 / オントロジー工学 / 手順書の目的指向構造化 / 行為分解 / オントロジー / 手順書の構造化 / マニュアルの目的指向構造化 / 行為のオントロジー工学モデル |
研究成果の概要 |
いわゆるマニュアル人間の増加は我が国の技術力の低下の一因とも見なされ解決すべき喫緊の課題の一つである.本研究では,医療ガイドラインや操作マニュアルなどの手順書一般を対象にして,手順書の二種類の構造化法を開発した.具体的には,オントロジー工学的行為モデルに基づき,手順に潜んでいる目的を明示化する目的指向の静的構造化技法と,それに基づいて転置ファイルの考えを適用して,実効的には,動的に組織化されたかのごとくに振る舞う利用指向の構造化法を開発し,実規模の次世代型手順書OntoManualを看護マニュアルを例にして実現した.また,病院および大学の看護学科の授業での試用を通してその有用性を検証した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
最近,マニュアルに書いてあることしかできない,いわゆるマニュアル人間が増加して社会的な問題になっています.それと同時に,マニュアル自体が役に立たないという問題も話題になっています.その二つの問題はマニュアルの新しい構造化を行うことで解決できることに気づきました.そこで本研究では,看護マニュアルを対象にして,手順書の二種類の構造化法を開発しました.一つは,手順に潜んでいる目的を明示化する目的指向の静的構造化技法です.他の一つは仕事をしている人の状況に合わせてあたかも動的に組織化されたように振る舞う利用指向の構造化法です.方法の有用性は病院および大学の看護学科の授業での試用を通して検証しました.
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