研究課題/領域番号 |
26241022
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境技術・環境負荷低減
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研究機関 | 大阪産業大学 |
研究代表者 |
尾崎 博明 大阪産業大学, 工学部, 教授 (40135520)
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研究分担者 |
高浪 龍平 大阪産業大学, デザイン工学部, 講師 (00440933)
山田 修 大阪産業大学, 工学部, 教授 (10140203)
李 玉友 東北大学, 工学研究科, 教授 (30201106)
櫻井 伸治 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 助教 (30531032)
谷口 省吾 大阪産業大学, 工学部, 契約助手 (40425054)
藤長 愛一郎 大阪産業大学, 工学部, 教授 (40455150)
藤川 陽子 京都大学, 原子炉実験所, 准教授 (90178145)
津野 洋 大阪産業大学, 人間環境学部, 特任教授 (40026315)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
37,310千円 (直接経費: 28,700千円、間接経費: 8,610千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2014年度: 24,830千円 (直接経費: 19,100千円、間接経費: 5,730千円)
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キーワード | 放射性セシウム除去 / 指定廃棄物 / 下水汚泥 / フェロシアン化法 / 非イオン性放射性セシウム / シュウ酸抽出 / 共沈除去 / オゾン/過酸化水素添加 / 放射線セシウム除去 / 放射性廃棄物処理 / 高分子凝集剤 / プルシアンブルー / 下水汚泥処理 / 放射性セシウム / 有害物質 / 指定廃棄物処理 / 溶融飛灰 / オゾン分解 / 過酸化水素添加 / セシウム除去 / フェロシアン化物 / 放射性物質 / セシウム抽出 / ボルタンメトリー法 |
研究成果の概要 |
福島第一原発事故由来の指定廃棄物(下水汚泥や廃棄物等)中の放射性セシウムを適切に処理する方法として「溶媒(水やシュウ酸)によるセシウム抽出とフェロシアン化法によるセシウムの共沈」により、放射性セシウムを含む下水汚泥溶融飛灰や焼却灰の実処理試験を行った。溶融飛灰のセシウム除去率として96%~100%が得られた。一方、焼却主灰からの溶媒によるセシウム抽出率は90%程度が得られたが、焼却飛灰については30~70%にとどまり、分画分子量5,000Daを超える非イオン性の放射性セシウムの存在が原因であることがわかった。生成フェロシアン化物が微細な場合は高分子凝集剤の使用が固液分離に有効であった。
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