研究課題/領域番号 |
26242009
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
柴田 重信 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10162629)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2014年度: 18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
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キーワード | 時間栄養学 / 機能性食品 / サイクロデキストリン |
研究実績の概要 |
機能性食品としてサイクロデキストリンを取り上げ実験を行った。時間栄養学的視点で研究を行うために、マウスを自由摂食下に、マウスにとっての朝食、昼食、夕食、夜食の4つの時間帯に、βコーンスターチを与えた(0.1g/mouse)。また、実験群はサイクロデキストリン(100 mg/Kg)を含むコーンスターチとした。経口投与後、15,30,60,120分後の血糖値を測定し、AUC(曲線下面積)で評価した。 まず、コーンスターチ単独投与でも、投与時刻により、血糖値のAUCに差がみられた。すなわち、朝投与は低かった。つぎにサイクロデキストリン含有群では、全体的に血糖値の上昇が抑えられる傾向にあり、朝投与と昼投与群では、投与60分後の血糖値が有意に低かった。次に、血中インスリン量を測定すると、30分、60分後に、昼投与群で有意に低値を示すことがわかった。今度は、ラード摂取(0.1g/ mouse)による血液中の中性脂肪(TG)増大に対するサイクロデキストリン(100mg /kg)の効果について調べた。その結果、朝や昼に投与したラードは、血中のTGのAUCを大きく増大させた。また、サイクロデキストリンの同時投与は、特に昼間のTG増大を有意に抑制した。すなわち、朝食、昼食のデンプンによる血糖上昇やインスリン上昇、またラードによるTG上昇はサイクロデキストリンの同時投与で軽減されることから、肥満・糖尿病の予防効果を期待するサイクロデキストリンを含むトクホは、この時間に摂取することが勧められた。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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