研究課題/領域番号 |
26244051
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
堤 研二 大阪大学, 文学研究科, 教授 (20188593)
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研究分担者 |
大田 伊久雄 琉球大学, 農学部, 教授 (00252495)
鳴海 邦匡 甲南大学, 文学部, 教授 (00420414)
米 康充 島根大学, 学術研究院農生命科学系, 准教授 (30467716)
西野 寿章 高崎経済大学, 地域政策学部, 教授 (40208202)
波江 彰彦 関西学院大学, 教育学部, 助教 (40573647)
小林 潔司 京都大学, 経営管理研究部, 教授 (50115846)
松島 格也 京都大学, 工学研究科, 准教授 (60303848)
伊藤 勝久 島根大学, 学術研究院農生命科学系, 教授 (80159863)
小林 茂 大阪大学, 文学研究科, 名誉教授 (30087150)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
32,240千円 (直接経費: 24,800千円、間接経費: 7,440千円)
2018年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2016年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2015年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2014年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | 中山間地域 / 林業合理化 / 森林管理 / 地域生活 / 地域政策 / 森林地帯 |
研究成果の概要 |
基礎作業として林野利用・林野制度の概要と歴史的変遷を整理した。また、島根県隠岐郡隠岐の島町ほかのフィールドにおいて、林業・森林管理・住民生活に関する現地調査を各年度において実施した。また、林業・森林管理・住民生活の合理的利便性を高まるためのモデル構築を計画し、試験的に運用を行うなどした。さらに、林業と兼業・ソーシヤル=キヤピタルとのリンケージや地域林業構造の変遷と森林経営問題に関する調査も実施し、流域圈林業の存立条件を整理した。GISを利用した森林管理についてはドローンを活用してデータを収集し試験的に森林データペースを構築していった。最終的には土地利活用データベースヘと展開できるようにする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
林業合理化に関してはドローンによるデータ収集によってGISを用いた森林管理システムの基礎部分を構築したが、3Dデータの有用性も浮かび上がってきた。森林所有と林業利用とのスムーズな関係を可能にする為の課題が明らかになった。離島や山村等の縁辺地域では、観光産業の発展も欠かせない事項であるが、観光産業だけでなくて、そこへ食材を提供する農業・水産業や、土産品他の物資を供給する商業や、複数の機能を結びつける交通業などとの連携を合理化することの重要性が明確となった。住民生活においては、自助・公助・共助だけでなく、家族・親族による族助や複数のサポートの組み合わせを円滑にするシステムの必要性が確認された。
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