研究課題/領域番号 |
26245017
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
佐々木 毅 学習院大学, 法学部, 研究員 (90009803)
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研究分担者 |
加藤 淳子 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 教授 (00251314)
阪野 智一 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (10162299)
待鳥 聡史 京都大学, 法学研究科, 教授 (40283709)
谷口 将紀 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 教授 (60251435)
安井 宏樹 神戸大学, 法学研究科, 教授 (60396695)
伊藤 武 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (70302784)
平野 浩 学習院大学, 法学部, 教授 (90222249)
野中 尚人 学習院大学, 法学部, 教授 (90264697)
成田 憲彦 駿河台大学, 法学部, 教授 (30275929)
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研究協力者 |
成田 憲彦
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
38,870千円 (直接経費: 29,900千円、間接経費: 8,970千円)
2018年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2017年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2016年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2015年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2014年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | 議院内閣制 / 比較制度 / 政府立法 / 議会制度 / 先進民主国 / 政党政治 / 制度遺産 / 国会 / 先進民主制 / 比較制度論 / 比較議会 / 比較議会論 / 政治学 / 比較政治 |
研究成果の概要 |
政府立法と予算、それを取り巻く選挙や政党政治について他の先進民主国との比較を行うことによって、日本の議院内閣制の制度的・実態的な特質を明らかにした。 比較制度論的な視点と実証的な検討、さらには大きな政治的流れをも視野に入れて主要国についての検討を加えるとともに、特に日本については帝国議会以来の歴史的な背景・制度遺産と戦後の変容によって国会と立法プロセスにどのような特質が生じたのか詳細に分析した。そこには、国会と政党政治が独特の展開を遂げ、官僚機構との間に事前審査制度を構築したことなども含まれる。代表制理論や有権者意識の分析をも踏まえ、広い意味での日本の議院内閣制統治の特色を浮き彫りにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の国会とそれらを取り巻く政党政治のあり方、さらに選挙との関連などは、極めて重要な学術研究のテーマであり、同時に現実の政治分析や評論を行う上でも基礎的な意味合いを持っている。世界中にポピュリズム現象の問題が見られる今日、代表制民主主義の典型的な仕組みと考えられてきた議院内閣制という大きな枠組みに立ち戻って分析・検討することで、日本政治の特質や問題を改めて今日的な観点から捉え直してきたとも言える。 日本の国会についての比較研究は意外なほどに立ち遅れている面があり、それを世界的な比較研究の土俵へと引き上げるための大きな一歩になったと考えられる。
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