研究課題/領域番号 |
26245035
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
後藤 玲子 一橋大学, 経済研究所, 教授 (70272771)
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研究分担者 |
喜多 秀行 神戸大学, 工学研究科, 教授 (50135521)
DUMOUCHEL PAUL 立命館大学, 先端総合学術研究科, 教授 (80388107)
小塩 隆士 一橋大学, 経済研究所, 教授 (50268132)
森口 千晶 一橋大学, 経済研究所, 教授 (40569050)
坂本 徳仁 東京理科大学, 理工学部教養, 准教授 (00513095)
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研究期間 (年度) |
2014-06-27 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
21,840千円 (直接経費: 16,800千円、間接経費: 5,040千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2015年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 社会的選択ルール / ケイパビリティ(潜在能力) / 多次元指標 / 個人の選択機会 / 厚生主義 / ベッカー=ランカスター型最適化モデル / ケイパビリティ(潜在能力 ) |
研究成果の概要 |
本研究は、厚生経済学における潜在能力アプローチの可能性を理論的・実証的に探究し、厚生経済学の枠組みを拡張した。具体的には、第一に社会的厚生汎関数の定義域を拡張しながら、潜在能力指標に基づく社会的関係関数を構成し、その規範的性質を検討した。第二に同一の資源と利用能力と異なる評価関数を有する個人が、自己の選好評価に応じて選択した達成点を集計しながら、個人の潜在能力集合を推定した。本研究を通じて、高齢女性、視覚障害者、在宅患者など財や資源の利用能力にさまざまな困難をもつ人々の潜在能力を知ることは、より効率的で公正な資源配分方法に関して住民間に合意と納得を形成する手がかりとなることがわかった。
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