研究課題/領域番号 |
26245041
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政・公共経済
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
大竹 文雄 大阪大学, 経済学研究科, 教授 (50176913)
|
研究分担者 |
佐々木 勝 大阪大学, 経済学研究科, 教授 (10340647)
小原 美紀 大阪大学, 国際公共政策研究科, 教授 (80304046)
窪田 康平 中央大学, 商学部, 准教授 (20587844)
伊藤 高弘 神戸大学, 国際協力研究科, 准教授 (20547054)
李 嬋娟 明治学院大学, 国際学部, 准教授 (40711924)
安井 健悟 青山学院大学, 経済学部, 准教授 (80432459)
奥山 尚子 大阪学院大学, 経済学部, 准教授 (80617556)
|
研究協力者 |
佐々木 周作
黒川 博文
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
40,040千円 (直接経費: 30,800千円、間接経費: 9,240千円)
2018年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2017年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2016年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2015年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2014年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
|
キーワード | インターネット調査 / 労働市場 / 幸福度 / 利他性 / 教育 / ソーシャル・キャピタル / 互恵性 / 非認知能力 / 信頼 / 所得 / 宗教 / 健康 / 性格特性 / ソーシャルキャピタル |
研究成果の概要 |
本研究では学校教育や生育環境が、競争的市場や再分配に対する態度、利他性や互恵性などの非認知能力に与える影響と非認知能力を通じて労働市場でのパフォーマンス、幸福度・健康に与える影響をアンケート調査から分析した。学校教育におけるグループ学習や小学生時代に神社仏閣が近隣にあったことは利他性や互恵性と正の相関をもっていること、利他性や互恵性高い人は、所得が高くはないが人間関係の満足度が高く、健康度も高いことを明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
非認知能力が労働市場でパフォーマンスに大きな影響を与えているという海外での実証結果は蓄積されてきており、非認知能力の重要性が認識されてきた。しかし、日本で教育の特色や生育環境が非認知能力の形成との関係があるのか、非認知能力が労働市場でどのように評価されているのかについては明らかにされていなかった。日本における学校教育や地域環境が社会的選好の形成に影響していることを示したことは、教育政策の改善に貢献する可能性がある。
|