研究課題/領域番号 |
26246036
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
プラズマエレクトロニクス
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
白谷 正治 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (90206293)
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研究分担者 |
古閑 一憲 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (90315127)
内田 儀一郎 大阪大学, 接合科学研究所, 准教授 (90422435)
鎌滝 晋礼 九州大学, システム情報科学研究院, 助教 (60582658)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
41,340千円 (直接経費: 31,800千円、間接経費: 9,540千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2016年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2015年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2014年度: 12,350千円 (直接経費: 9,500千円、間接経費: 2,850千円)
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キーワード | プラズマ / ゆらぎ / ナノ粒子 / 電気・電子材料 / 3Dプリンティング / 電子・電気材料 / 第3世代太陽電池 / 3Dプリンティング |
研究成果の概要 |
プラズマナノ粒子プリンティングの学術基盤を確立することを目的として、以下の成果を得た。 (1)プラズマ中ナノ粒子のサイズ分布の単分散化と凝集制御を目指して、プラズマとナノ粒子の相互作用とそのゆらぎ機構を明らかにした。(2)ガス流下におけるナノ粒子の輸送機構を検討し、ガス流によるナノ粒子の選択堆積が可能であることを明らかにした。(3)ナノ粒子付着について、粒子のサイズ・構造と付着機構・付着後の膜物性の相関を明らかにした。(4)ナノ粒子その場計測法として、プラズマ中微粒子の光捕捉に世界で始めて成功し、微粒子の振る舞いからプラズマポテンシャルゆらぎの超高感度計測に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、プラズマを用いたナノ粒子の生成から輸送、堆積までを精密に制御するために欠かせない学術基盤を構築するものであり、ナノ構造体作製のボトムアッププロセスの実現に資するものである。プラズマ分野としては、プラズマゆらぎに関する新しい計測・解析法を提供した。加えて、応用面においては、プラズマを用いた、次世代太陽電池やCO2メタン化などエネルギー・環境関連技術の発達に貢献する成果を得ている。
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