研究課題/領域番号 |
26247094
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地球宇宙化学
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研究機関 | 東京大学 (2016-2018) 京都大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
平田 岳史 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10251612)
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研究分担者 |
伊藤 正一 京都大学, 理学研究科, 准教授 (60397023)
折橋 裕二 弘前大学, 理工学研究科, 教授 (70313046)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
40,950千円 (直接経費: 31,500千円、間接経費: 9,450千円)
2018年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2017年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2016年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2015年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2014年度: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
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キーワード | ウラン-鉛年代測定法 / 年代サイトメトリー / デイリーイオン検出器 / 放射非平衡 / 高感度多重イオン検出 / プラズマイオン源質量分析法 / レーザーアブレーション / ソリッドネブライザー / 高精度年代学 / レーザーアブレーション法 / デイリーイオン検出機 / ウラン-トリウム-鉛年代測定法 |
研究成果の概要 |
本研究では、次世代高感度イオン検出器(デイリーイオン検出器)の開発と、その質量分析計への応用、さらにはレーザーサンプリング技術の改良と、独自のソリッドネブライザー方式の実用化を達成し、ウラン―トリウム-鉛年代測定法の高精度化と高速化を実現した。さらに年代データの系統誤差の原因となる放射非平衡現象に対して独自の補正法を実用化し、年代分析範囲・適用可能試料種のさらなる拡大が達成できた。本研究を通じて、ウラン-鉛年代測定および超微量元素分析法の開発が進み、地質学、環境学、生命化学分野からの様々な分析要請に対応できる国内唯一の分析支援体制が構築できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
試料から得られる「年代」情報は、地質イベント発生のタイミングや継続時間、さらには複合的なイベントの同時性や因果関係(原因と結果)を理解するうえで大きな役割を果たしてきた。本研究では、他のどの年代測定法よりも精密かつ正確な絶対年代情報を与えるウラン―鉛およびその関連年代測定法(トリウム-鉛法)に注目し、これらの年代情報のさらなる高精度化と、適用年代範囲および適用可能試料種の拡大を図ってきた。本研究を通じて今後10年間は持続可能な世界最高レベルの、なおかつ来るべき「年代ビッグデータ時代」を支える分析体制が構築できた。
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