研究課題/領域番号 |
26249011
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
久保 百司 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (90241538)
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研究分担者 |
足立 幸志 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10222621)
樋口 祐次 東北大学, 金属材料研究所, 助教 (30613260)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
32,240千円 (直接経費: 24,800千円、間接経費: 7,440千円)
2016年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
2015年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2014年度: 12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
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キーワード | 超低摩擦 / 量子化学 / トライボロジー / なじみ / 焼付き |
研究成果の概要 |
開発した第一原理分子動力学法とTight-Binding量子分子動力学法に基づくトライボ化学反応シミュレータを活用し、窒化炭素膜、炭化ケイ素膜などの多様な潤滑膜におけるなじみと焼付きのメカニズム解明を実現し、焼付き防止策を理論的に提言した。また潤滑膜によってトライボ化学反応が大きく異なることを明らかにした。さらに当初の予定には無い、より大規模計算が可能なReaxFF分子動力学法に基づくトライボ化学反応シミュレータも開発した。計算によって明らかにされたなじみと焼付き現象は実験的にも検証された。さらに、なじみと焼付きの先にある摩耗の理論的解明と摩耗防止策の提言にも成功し、計画以上の成果が得られた。
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