研究課題/領域番号 |
26249022
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
菱田 公一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (40156592)
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研究分担者 |
佐藤 洋平 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (00344127)
泰岡 顕治 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (40306874)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
41,080千円 (直接経費: 31,600千円、間接経費: 9,480千円)
2017年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2016年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2015年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2014年度: 17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
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キーワード | 熱流動相互補完解析法 / 自発ラマン散乱 / エバネッセント波自発ラマンイメージング / 分子動力学シミュレーション / 粗視化モデル / 振動スペクトル / 界面熱流動ダイナミクス / 界面フルイディクス / エバネッセント波自発ラマ ンイメージング |
研究成果の概要 |
固体・液体から成る界面極近傍に存在する水分子およびイオン群の挙動を明らかにするため,エバネッセント波照射による非侵襲計測技術,ならびに粗視化モデルに基づく分子動力学シミュレーションの開発を行った.固体表面性状やイオン混入によって,界面極近傍の水分子の振動モードおよび水素・非水素結合状態を実験的に明らかにし,水分子動態によって界面熱流動現象(イオン濃度や固体壁面ゼータ電位)を把握することが可能となった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
水分子からのラマン散乱光を取得し,振動モードおよび水素・非水素結合状態を計測可能としたことにより,界面極近傍熱流動現象の非侵襲計測技術の提案を行った点は,学術的にも社会的にも意義がある.更に,エバネッセント波照射による計測結果は,バルク領域とは異なる傾向を示していることから,シミュレーション領域の拡大をもたらす粗視化モデルの構築に貢献することが可能となった.
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