研究課題/領域番号 |
26249147
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 (2015-2017) 九州工業大学 (2014) |
研究代表者 |
柳田 健之 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 教授 (20517669)
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連携研究者 |
藤本 裕 東北大学, 工学研究科, 助教 (60639582)
越水 正典 東北大学, 工学研究科, 准教授 (40374962)
渡辺 賢一 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (30324461)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
36,790千円 (直接経費: 28,300千円、間接経費: 8,490千円)
2016年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2015年度: 13,130千円 (直接経費: 10,100千円、間接経費: 3,030千円)
2014年度: 17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
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キーワード | シンチレータ / ガンマ線 / 透明多結晶 / セラミックス / 放射線 / ドシメータ / 光物性 / 発光量 |
研究成果の概要 |
透明多結晶の利点は、単結晶では避けがたい欠陥の形成を低減できるためにナノスケールでのエネルギー輸送効率が高く、ミクロンスケールのグレイン制御を最適化することで、光に変換された後の光伝搬効率を高められることである。さらに私は、発光に寄与しない元素を微量添加することで、発光中心近傍の局所空間構造を制御して新たなエネルギー準位を形成し、発光量が大幅に向上可能であることを見出してきた。本研究ではこれらミクロン、ナノスケールの多次元空間構造制御により、高性能な透明多結晶シンチレータの創製を目指し、結果として研究期間を一年残し、70000 ph/MeV、80 ns、約 6% のエネルギー分解能を達成した。
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