研究課題
基盤研究(A)
植物細胞は金属イオンの濃度を調節しつつ生命活動を維持している。その調節に関わるイオン膜輸送系、濃度感知装置に焦点を当て、以下の成果を得た。1)液胞膜Zn輸送体MTP1の細胞質側のHisに富んだ領域が、細胞質イオン濃度を感知し、低濃度では細胞質Zn濃度を維持するため活性を抑制する役割をもつことを証明した。2)新規亜鉛輸送体MTP12がMTP5とヘテロ多量体を形成し、ゴルジ装置に局在することを解明した。3)細胞膜のCa結合タンパク質PCaP1について、金属結合による構造変化、培地銅イオン過剰による発現増大、遺伝子欠失株での銅感受性増大、気孔の閉口機能への寄与等の生理機能を解明した。
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