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雄牛フェロモンの単離精製

研究課題

研究課題/領域番号 26252053
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 統合動物科学
研究機関東京大学

研究代表者

森 裕司  東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (40157871)

研究分担者 武内 ゆかり  東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 准教授 (10240730)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2014年度)
配分額 *注記
8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2014年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
キーワードフェロモン / 生体分子 / 牛 / 獣医学 / 繁殖学
研究実績の概要

牛乳は国民の健康に欠かせない重要な生鮮食料品であるが, 牛乳を生産する乳牛の繁殖障害は年を追うごとに深刻化しており, その克服が喫緊の課題となっている。本研究では, 従来のホルモン等を用いる方法に代わる新たな乳牛の繁殖障害の治療・予防手段を開発することを念頭に, フェロモンを活用するための基盤研究として雄牛フェロモン(Bull Pheromone)の同定を目指す。すなわち本研究の目的は, 雌牛の性腺機能を刺激する雄牛フェロモンの単離精製と構造決定である。さらには天然フェロモンの分子構造に関する情報をもとに人工フェロモンを合成し, 乳牛の繁殖障害に対するフェロモンを利用した新たな予防・治療技術の開発につながる基礎情報を収集する。
本研究期間においては, 上記目的に照らし合わせ, 雄牛フェロモンの存在が想定される雄牛の被毛を採材した。具体的には, 雄牛が存在する家畜改良センター新冠牧場(ホルスタイン種)と岐阜県畜産研究所(黒毛和種)に研究分担者(前者 : 武内)か連携研究者(後者 : 前多)が訪れ, 被毛の採材方法を指導したのち, 現地で採材した被毛を冷凍保存して郵送していただいた。被毛については, 頭頚部と躯体部に分けて採材を行い, 頭頚部についてはフェロモン存在部位として, 躯体部についてはコントロール部位として今後の研究に使用することとした。なお, 本研究開始後に基盤研究(S)「雄牛フェロモンの同定と実用化に関する研究」が採択されたため, 本研究課題内容についてはそちらで継続することとした。

報告書

(1件)
  • 2014 実績報告書

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公開日: 2014-04-04   更新日: 2020-03-05  

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