研究課題
基盤研究(A)
新規赤血球期マラリアワクチン候補タンパク質を同定するため、メロゾイトタンパク質の赤血球表面への結合を機能的指標として候補分子を探索した。その結果、合成した142種類ものタンパク質の内、34種類が赤血球に結合した。それらの内、PfRipr、PfRALP1、PfGAMAおよびPfMSPDBL1に着目し抗原多型解析を行った。その結果、PfRiprは最も多型が少なかった。次に抗原多型のワクチン活性に及ぼす影響を検討した。その結果、抗PfRipr抗体は、抗原多型のある原虫株に対しても強い増殖阻害活性を示した。したがって、PfRiprが多型の少ない新規マラリアワクチン候補抗原であることが明らかとなった。
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すべて 国際共同研究 (4件) 雑誌論文 (12件) (うち国際共著 6件、 査読あり 12件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 9件) 学会発表 (19件) (うち国際学会 7件、 招待講演 13件) 備考 (2件)
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