研究課題/領域番号 |
26253027
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
朝長 啓造 京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 教授 (10301920)
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連携研究者 |
本田 知之 大阪大学, 大学院医学研究科, 准教授 (80402676)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
40,560千円 (直接経費: 31,200千円、間接経費: 9,360千円)
2016年度: 11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2015年度: 13,260千円 (直接経費: 10,200千円、間接経費: 3,060千円)
2014年度: 15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
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キーワード | 内在性ウイルス / ボルナウイルス / ウイルス抵抗性 / 外適応 / 進化 / 内在性RNAウイルス / 共進化 / 感染防御 / ウイルス / ゲノム |
研究成果の概要 |
生物には、感染したウイルスの遺伝情報をゲノムに記憶し進化に利用する仕組みがあることが示唆されている。本研究は、哺乳動物ゲノムで発見された内在性ボルナウイルス様配列(EBLs)の機能、特に感染防御に関する働きを明らかにすることを目的に遂行された。本研究により、ヒト由来EBLsの発現と遺伝子発現調節機能が明らかになるとともに、マウスならびにジュウサンセンジリスにおけるEBLsがそれぞれpiRNAとタンパク質を発現して、ボルナウイルスの感染防御に働く可能性を示した。さらに、Eptesicus属コウモリに内在化したEBLsが機能性のRNA依存性RNAポリメラーゼ酵素をコードする可能性も明らかにした。
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