研究課題/領域番号 |
26257208
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
日比谷 紀之 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80192714)
|
研究分担者 |
木田 新一郎 九州大学, 応用力学研究所, 准教授 (50543229)
升本 順夫 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (60222436)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
40,690千円 (直接経費: 31,300千円、間接経費: 9,390千円)
2016年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2015年度: 16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2014年度: 17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
|
キーワード | 乱流混合 / 潮汐流 / インドネシア通過流 / 全球気候 / 投下式乱流計 / 投棄式乱流系 / 投棄式乱流計 |
研究成果の概要 |
インドネシア通過流(ITF)は、インドネシア多島海の海面水温や水塊の性質を大きく変化させることで、海盆規模の気候変動をコントロールすると考えられている。本研究では、高解像度数値実験を実施し、同海域における潮汐混合の定量化を行うとともに、そのITFへの影響を議論した。数値実験の妥当性は、既存の乱流観測との比較・検討を通じて検証した。数値実験の結果、ITFの東流路において海面水温や水塊の性質が著しく変化すること、さらにそれらの変化が多島海内の狭い海峡内で励起された内部潮汐波の砕波に伴う鉛直混合や、直径数キロメートルのサブメソスケール渦に伴う水平混合に起因するものであることなどが明らかとなった。
|