研究課題/領域番号 |
26257407
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
生態・環境
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
大澤 晃 京都大学, 地球環境学堂, 教授 (90288647)
|
研究分担者 |
安江 恒 信州大学, 学術研究院農学系, 准教授 (00324236)
|
研究協力者 |
梶本 卓也 森林総合研究所, 領域長 (70353638)
松浦 陽次郎 森林総合研究所, 国際森林情報推進室長 (20353857)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
39,390千円 (直接経費: 30,300千円、間接経費: 9,090千円)
2017年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
2015年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
2014年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
|
キーワード | 亜寒帯林 / 周極域 / 気候変動 / 地上部現存量 / 林分構造復元法 / 北欧 / シベリア / カナダ / 林分構造復元 / 地球温暖化 / 周極域亜寒帯林 / 構造変化 |
研究成果の概要 |
本研究は、過去のデータ蓄積が不必要な「林分構造復元法」を駆使した解析を目的とし、エストニア、フィンランド、シベリア(ロシア)、アラスカ、北西カナダにおいて合計約30林分の調査と幹サンプル採取を達成した。これまでの結果を通じて、周極域亜寒帯林に共通する林分発達パターンが明らかになりつつある。周極域において1940年代から1970年代まで続いた急激な寒冷化が1970年代に終息し、その直後に始まった急激な温暖化の開始に伴って、多くの林分がその現存量成長曲線をそれまでとは別の成長曲線に乗り換える現象が認められた。この発見は原著論文として国際学術誌のPolar Scienceに投稿中である。
|