研究課題/領域番号 |
26280026
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
加藤 寧 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (00236168)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 光通信 / 無線通信 / 省エネルギー / プロトコル / ネットワーク融合 / 光給電 |
研究成果の概要 |
5Gにおける要求条件の一つとして省電力化が考えられている.また,移動通信ネットワークにおける省電力化が重要となっている.次世代移動通信ネットワークのアーキテクチャとして注目を集めているC-RANにおいて,その省電力制御をRRHだけ,またはBBUだけを考慮する場合,C-RAN全体としての省電力化を妨げになる可能性がある.つまり,RRHの消費電力とBBUの消費電力の間にトレードオフ関係が考えられるため,C-RAN全体を考慮した最適な省電力制御を行うことは非常に重要である. 本研究では,C-RAN全体の消費電力を低減するための省電力制御手法を提案し,手法の妥当性を確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年,移動通信ネットワークにおけるサービス・アプリケーションの要求が増加かつ多様化しており,次世代移動通信ネットワークである5G(第5世代移動通信システム)では,それらの様々な要求に対応するためにシステム容量の大容量化,データ伝送速度の高速化,低遅延化,超多数の端末の同時接続,低コスト・省電力化の5つの要求条件が示されている. 本研究では,C-RAN全体の消費電力を低減するための省電力制御手法を提案し,この提案手法の妥当性を確認した.本提案方式は,今後の移動通信ネットワークで必要不可欠である省電力化の解決策の一つとして利用可能だと結論付けられる.
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