研究課題/領域番号 |
26280093
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトコンピューティング
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
津田 一郎 北海道大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (10207384)
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研究分担者 |
合原 一幸 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (40167218)
奈良 重俊 岡山大学, 自然科学研究科, 特命教授 (60231495)
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研究協力者 |
藤井 宏
香取 勇一
COLLERTON Daniel
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2016年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 視覚性幻覚 / アセチルコリン / レビー小体型認知症 / 注意機構 / カオス的遍歴 / ホドロジー / 幻覚 / 数理モデル / カオス力学系 / 神経回路モデル / 神経回路網モデル |
研究成果の概要 |
レビー小体型認知症(DLB)の特徴は複合型視覚的幻覚である。脳内のアセチルコリンの関与が指摘されているが、この 幻覚症状を説明する神経機構並は未だ解明されていなかった。本研究では、アセチルコリンリセプターの一つであるニコチン作動性リセプターα7の欠損による注意機構の機能不全による文脈情報と視覚像の不整合が局所的な幻覚を引き起こすという作業仮説のもとで神経回路の数理モデルを構築した。その結果、注意機構の機能不全による視覚像のインデックス情報と視覚像のペアー間の連想が正しく行われず、インデックス情報に対して間違った視覚像がカオス遍歴的な神経ダイナミクスを通じて出力され得ることが明らかになった。
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