研究課題/領域番号 |
26281015
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
内田 昌男 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境計測研究センター, 主任研究員 (50344289)
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研究分担者 |
熊田 英峰 東京薬科大学, 生命科学部, 講師 (60318194)
内海 真生 筑波大学, 生命環境科学研究科(系), 准教授 (60323250)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2016年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2014年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 古細菌 / 太平洋 / 駿河湾 / バイオマーカー / 放射性炭素 / 現場培養 / 増殖速度 / DOC / DIC / 微生物 / 細胞膜脂質 / 炭素循環 / 海洋 |
研究成果の概要 |
海洋古細菌による化学合成独立栄養代謝の実態を定量的に把握するため、太平洋駿河湾の水塊を対象に、現場培養装置による古細菌の増殖速度の実測ならび同水塊から採取した古細菌脂質バイオマーカーの同位体分析を行った。現場培養による増殖速度の計測値から、化学独立栄養古細菌群集による有機炭素生産量を試算したところ、1.5-4.6Gt C/yrの有機炭素生産量と見積もられた。また自然レベルの14C同位体をトレーサーとして、古細菌脂質の14C同位体分析を行った。14C同位体の結果と現場のバイオマス量の試算から、水深400mにおける古細菌の約半分が、化学独立栄養古細菌群集であることがわかった。
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